レターパック

ポストにレターパック(日本郵便でこんなのがあったのね)が届いていた。
それは、5年ほど先輩のプロカメラマンからの郵便物。
入っていたのは、ワープロで書かれた手紙と「Paris」という写真集だった。

このお正月、先輩からの年賀状で、去年交通事故にあったことを知った。
大きな事故だったけど命は助かり、何度も手術を重ね、
まだこれからも手術をしなければならないことや、
大切な人たち、親しい人たち(先輩や後輩たち)を相次いで亡くし、
(それは、私も知っている人たちのこと)
心も身体もボロボロの様子に、私も胸が痛んで、
優しい柄のタオルにメッセージを添えて、お見舞いを贈っていたのだった。

手紙にはやっと少し落ち着いた様に書かれていて、
この夏、フランスで個展を開く予定のことも記されていた。

右手が動かない様子に、写真家としての仕事は続けられるのだろうか?
最後の手術で、動くようになるのだろうか?
フランスでの個展を無事に開催できるのだろうか?
そんなことが気にかかるけれど、
悪いことばかり続くわけじゃないもの。
きっと、これからは良いことが続くはず。

写真集のページを繰りながら、
先輩に比べて、私って、なんて小さなことを愚痴っているんだろう、と
少しばかり恥ずかしくなる思いだった。

明日は良い日。がんばろう!

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